香典を不祝儀袋やふくさに包む際の基本的マナー

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2017年05月18日

お通夜やお葬式の際にお持ちする香典をポケットに入れたり、バッグにそのまま入れたりすることはマナー違反となります。日本では古来から、贈答品などを直接手で持って渡すことは失礼なこととされています。そのため、香典においても市販されている不祝儀用の簡易ふくさなどを用いて対応することが基本的なマナーとなります。

ふくさの色は黒や紫が無難となっています。それでは次に、包み方をみていきましょう。ふくさに包む前に、不祝儀袋にお金を包みます。二枚以上のお札を入れる時には、お金の向きを揃えて入れるようにしましょう。次に、新札は用いないようにしましょう。

新札を用いると、まるでご不幸を見越して用意していたようだということから、新札は用いない方が良いとされています。しかしながら、極端に汚れたお札、破れたお札、シワだらけのお札も失礼にあたるので気を付けましょう。

お金を中袋に入れたら、外包みで包みます。中袋に現金を入れたら、外包みで包みましょう。次に、ふくさへと包んでいきます。まずは、四隅が上下左右に来るようにふくさを開きます。そして、開いたふくさの中央からやや右に不祝儀袋を置きます。

四隅の右、下、上、左の順に折りたたみ、右側のはみ出した部分を内側に折ります。この様に、失礼がないように包み方に関して知っておくことは大切ですが、お渡しする時のマナーも予めきちんと知っておきましょう。

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